寝不足登山は危険!ちゃんと飯も食え!
どうも、福之助です。
連休に日本百名山で八ヶ岳連峰の主峰でもある「赤岳」に行ってきました。
憧れの八ヶ岳最高峰。八ヶ岳は残雪期の北横岳を初めて登り、次にオーレン小屋でテント泊して硫黄岳~根石岳~東天狗岳に登ったことがあります。
今回は前々から登ってみたかった赤岳に挑戦です。赤岳は岩登りなどがあるのでヘルメット推奨。実際に登った時には遭難対策協会の方のパトロールがあり、ヘルメット被っていない登山者に「ヘルメット推奨です」とお話しされていました。
福之助はこの日のためにブラックダイヤモンドのヘルメットを購入していました。
天気予報はそんなに良くなかったのですが、日が近づくにつれてどんどん予報がよくなり、最高のお天気となりました。当日は参議院選挙の投票日でしたが、期日前投票をしていきました。
高速の八ヶ岳SAで晩飯を食べてから現地入り。運よく八ヶ岳山荘の駐車場に停めれたのでコンビニと山荘で買った缶ビールで晩酌して寝ようと思ったのですが、逆に目が覚めてしまい星空撮影などをしました。
明るいレンズとかフィルター持ってきてないのでこんな感じです。
結局2~3時間しか寝れなかった。次回は八ヶ岳山荘で仮眠しよう、、、
朝になり山荘の方もいらっしゃったので駐車場代をお支払いして登山開始。
時折、林道への細い道がありますが、砂利道を選択すれば道迷いはありません。福之助の感覚だと、桜平への道よりもこっちのほうがデコボコしてる。特に前半。
まぁ、ゆっくり行けばいいんです。
帰りにお世話になる赤岳山荘などを通り過ぎ、南沢、北沢の分岐に到着。今回は南沢をチョイスし、行者小屋を目指します。
南沢に入ってすぐに、ギンリョウソウなのか、ギンリョウソウモドキがありました。白いのですぐに見つけられますね。
基本的には沢沿いを歩くのでさわやかなせせらぎ、滝などを眺めながら割と緩めの登山道をひたすら進みます。
2時間くらい歩いていると赤岳展望荘が確認できました。
9時10分くらいに行者小屋に到着。と同時にベンチで休憩している美人YouTuberさんを発見。数分後に数人で行者小屋から地蔵尾根方面に撮影しながら向かわれたので間違いなくその方だと思います。
行者小屋から硫黄岳方面。
福之助は軽く休憩して文三郎道~文三郎尾根へと歩き出すのでした。これは阿弥陀岳かな?
まだまだ樹林帯なので日影があり涼しかったです。
寝不足だからなのか、高山病の症状が出始めたご様子。常に酸素が足りていない感じですぐに息が上がります。
北アルプスが全部見えました。
僅かに雪渓が残っている感じで、太陽の光に反射していました。
暑い、、、帽子にヘルメットとヤケーヌを装着。
先ほど休んでいた行者小屋があんなに下に見えます。
思った以上に急登、ザレザレ、、、
お花は沢山咲いていたのですが、足場が不安だし疲れてるしで撮影はあまりしませんでした。
コマクサが綺麗に咲いてた。阿弥陀岳と共に、、、
紫色のお花、、、
結構な岩登りでした。
登頂。12時だったので5時間もかかりましたw
赤嶽神社
時間的にガスがあがってきてて、富士山もこんな感じでした。
この後は頂上山荘でコーラを注文して、小屋内で少し休憩させてもらいました。暑さと疲れで食欲は皆無。
朝、コンビニで調達しておいたおにぎりを二個食べただけ。
行動中はソイジョイを一つ、塩ようかんを一つ、ガッツギア(笑)、塩タブレット4個くらいという全然カロリー足りていない状態で下山。
完全にシャリバテで死にそうでした。ザックの中にはアルファ米とアマノフーズの卵牛とじ丼とかあったのですが、時間が無いと思いそのまま地蔵尾根と南沢経由で下山。やっとのことで赤岳山荘に入り、「何か食べるものありませんか」とお聞きしたら蕎麦なら作れるかもしれないと、肉蕎麦を作っていただきました。ですが、のどを通らない、、、お腹空いているはずなのに、おいしいのに喉を通っていかない、、、
結局三分の一を残してしまいました。
それでもだいぶ回復したようで、赤岳山荘から八ヶ岳山荘までの道のりは食べる前に比べ格段に楽になっていました。
駐車場に着いた時は17時ころで11時間くらいの行程になってました。
無事に登頂できたのは良かったのですが、帰りは本当にきつかった。よく足が動いたなと思いました。今回はツエルトやペグなどのビバーク装備とダウンジャケットも用意していたので南沢でビバークしようかと思いましたw
寝不足はともかく、きちんとカロリー補給しないとダメですね。トイレ(特に大)に行きたくないので食べないときも多々あるんですよね。ですから馬鹿尾根の帰りはいつも辛かったりしています。
今度から必ず食べるようにしよう、、、っていうか南沢にベンチとか皆無なのか?